新宿パラダイス-光は新宿より- 取材レポート 第2弾
"人間の理性と狂気を描く"作家として高い評価を得ている、品川能正さんによる脚本・演出の『新宿パラダイス』@歌舞伎町シアターパーク(大久保公園)公演が 目前に迫ってきている6月初旬。その舞台ともなっている歌舞伎町で立ち稽古をしているとのことで、前回に続き本日二回目に立ち会わせてもらいました。
前回同様緊迫した立ち稽古を見させて頂き、田辺茂一役の串間保さん、福松美代子役の吉田直子さん、三沢由紀役の黒田瑚蘭さんにお話しを伺いました。
─今回「東京パラダイス」で演じている役柄はどんな役になるのですか?
串間保さん(田辺茂一 役):
芝居を引っ張っていく語り手的な存在で、音楽劇ということもあってそれらのリーダー的な役割ですね。新宿という街に紀伊国屋という本屋を作って、本の販売だけではなく文化を発信した人物。新宿にくれば何かがあると思わせるような元気な役柄。新宿で尾津喜之助とはまたちょっと違った役割を持った実在の人物です。
吉田直子さん(福松美代子 役):
私が演じる福松美代子という役は、力道山の幼なじみというか、千葉に巡業にきた時にいた大地主の娘さんだそうです。そして長年にわたって力道山と親交のあった人なので魅力的に演じたいと思います。スターとしての力道山の知られざる一面を知っている数少ない役柄です。
黒田瑚蘭さん(三沢由紀 役):
新宿マーケットの雑炊屋の三沢由紀を演じます。福松美代子とはまた違った角度から力道山に恋心を抱く役柄です。微妙な関係というか実らない恋というか思いを寄せていた娘の役です。劇の最後の方に力道山を励ます時、彼の故郷の歌アリランを歌ってあげるといったシーンもあります。
─この「新宿パラダイス」をどういった方々に見てもらいたいですか?
串間保さん(田辺茂一 役):
今どうすれば良いかわからない人達に見てもらいたいです。元気な人もそうでない人も、もちろん、ここ歌舞伎町でがんばっている人達、新宿で生きている人達にも見てもらいたいです。過去三回テント劇場をやっていて、「初めてお芝居見たよ」っていう歌舞伎町で働く人達と出会えたので、今回もまたテント劇場に足を運んでいただきたいです。あと周りをみて、今の不況の中どうすれば良いかわからない息苦しさを感じている人たちに解放された癒しの空間としてテント劇場という特殊な空間で心を開いてもらえればなと思います。
黒田瑚蘭さん(三沢由紀 役):
音楽劇なので小さい子から年配の方まで楽しめると思いますので沢山の人に見て頂きたいです。今チラシ配りを歌舞伎町の街頭でやっているのですが、街行く人に「どんな劇なんだ?」と聞かれ「尾津喜之助さんの話し」と伝えたら「是非見てみたい」という言葉を頂き嬉しかったです。チラシ配りは人対人なアナログな宣伝方法なので、人の温度がわかって良いですね。受け取ってくれない方も沢山いるので短時間で喜怒哀楽を感じられて芝居にも役立つかな、と。とにかくこの「新宿パラダイス」を少しでも多くの人に見て頂きたいです。
吉田直子さん(福松美代子 役):
上田亨さんの素敵な音楽がついた音楽劇なので、ダンスのフリなどもやっていて凄く楽しいので、その楽しさを皆さんに配りたいです。昔この歌舞伎町で夢をもって元気に生きた人が沢山いたということを、多くの人に見てもらいたいです。
串間さん、吉田さん、黒田さん、公開間近の稽古中にお話伺わせて頂きありがとうごさいました。6月19日(金)から、歌舞伎町 シアターパーク(大久保公園)内特設劇場での開演です!
INFORMATION
東京ギンガ堂公演 脚本・演出品川能正
『新宿パラダイス』-光は新宿より-
2009年6月19日(金)~2009年6月28日(日) 毎夕19時開演
チケット取扱い:
電子ぴあ TEL/0570-02-9999(Pコード395-051)
歌舞伎町商店街振興組合 TEL/03-3209-9291
(店頭販売9:30〜18:00)歌舞伎町1-19-3組合ビル5F
電話予約・お問合わせ:
東京ギンガ堂 TEL/03-3352-6361 http://www.tokyo-gingado.com
会場:
歌舞伎町 シアターパーク(大久保公園)内特設劇場 新宿区歌舞伎町2-43













