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イベントレポート

【イベントレポート】2025年8月2日「長岡まつり大花火大会 ライブビューイング」@シネシティ広場

新潟の夜空を、歌舞伎町で

2025年8月2日(土)、真夏の夕暮れとともにシネシティ広場が特別な舞台へと変わりました。
「長岡まつり大花火大会 ライブビューイング」は、中越大震災で被災した新潟県長岡市の伝統と文化を歌舞伎町から発信し、復興の願いをつなぐために企画されたものです。

広場中央には大型ビジョンを備えたタワーステージが構えられ、夜には長岡花火大会の映像がリアルタイムで中継されます。開場と同時に、通りがかった人たちが次々と来場。都会の真ん中で「夏祭り」の空気が広がっていきました。

祭りの響きともも太郎アイス

18時半、新潟にゆかりのある団体によるステージパフォーマンスがスタート。
よさこいのような華やかさと、下駄の軽快な音色が特徴の「下駄総踊り」は、観客の手拍子を誘い、広場全体を一体感で包み込みます。踊り手たちの鮮やかな衣装と笑顔が、夜の訪れを待つ広場をさらに華やかに彩りました。

シネシティ広場では、もも太郎アイスが無料配布(別途くじ引き当選者は、東急歌舞伎町タワー2階 カブキhall内で利用可能な枝豆無料券を配布)され、多くの来場者が笑顔で受け取っていました。

夜空をつなぐライブビューイング

19時過ぎ、いよいよ長岡花火大会の中継が始まります。タワービジョンに映し出されたのは、新潟の澄んだ夜空を背景に咲き誇る大輪の花火。黄金色や紅色の光が次々と弾け、その度に広場からは歓声と拍手が沸き起こります。

会場では立見席や座席から誰もが自由に観覧でき、手元のドリンクやアイスを片手に、肩を並べて見上げる光景があちらこちらで見られました。都会のネオンと地方の伝統がひとつになり、まるで新宿と長岡が一本の光の帯で結ばれたような、心温まるひととき。

この日、シネシティ広場は単なる映像鑑賞の場を超え、「文化を共有する広場」としての役割を果たしました。地域と地域をつなぎ、人と人をつなぐ――まさに歌舞伎町ルネッサンスの理念である「文化を通じた新たな賑わい創出」を体現したイベントでした。


主催:株式会社TSTエンタテイメント
共催:一般社団法人歌舞伎町タウン・マネージメント
後援:新宿区

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