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イベントレポート

【イベントレポート】たった一枚のビラが街と人をむすぶ!「歌舞伎町インディーズフィルムストリートショーケース[ビラ・フェス]」

2026年10月18日(日)、新宿歌舞伎町のシネシティ広場にて「歌舞伎町インディーズフィルムストリートショーケース[ビラ・フェス]」が開催されました。このイベントは「〜たった一枚のビラが、人々の文化をむすぶ〜」をスローガンに掲げたストリート型の映画ショーケースです。今回は14時30分頃から1時間ほど会場の空気感を体感してきました!

会場に足を踏み入れてまず印象的だったのは、一般的なイベントのような高い壇上のステージではなく、すぐ目の前のフラットな距離感でプログラムが展開されていたことです。広場には5台のキッチンカーが並び、作り手と来場者が同じ目線でゆるやかに空間を共有する、ストリートならではの開放的な空気が流れていました。

14時30分頃、会場前方のスクリーンテントで行われていたのは、オガワセイイチ監督作品『ごじゃっぺタクシー』の映画予告編上映と、プロデューサーによるトークショーです。茨城県で制作され、ちょうど新宿の劇場でも上映中というタイムリーな本作について、制作の裏側や作品の見どころが語られました。この時間帯はまだ観客の数こそそれほど多くはなかったものの、かえって登壇者との距離がすぐ目の前という近さであり、通りがかりでも気負わずに話へ耳を傾けられるアットホームな雰囲気となっていました。

続いて、先ほどまでトークショーで司会を務めていた方がそのままギターを手にし、弾き語りライブがスタートしました。司会進行から音楽ライブへとシームレスに切り替わる手作り感と軽快さも、インディーズイベントならではの面白さと言えます。

会場を眺めていて特に興味深かったのは、通行人の方々の動きです。人通りの多い「歌舞伎町一番街」側の路上に本イベントのメインエリアが配置されていたため、アコースティックな歌声やトークの声が街行く人々の耳に自然と届き、道行く人が足を止めたり、ふらっと会場内へ入ってきたりする光景が何度も見られました。

そうして足を止めた通行人に対して、映画関係者や参加者たちが直接作品のビラ(チラシ)を手渡していきます。会場内には、ユニークなダンボール姿でビラ配りやアピールを行う参加者の姿もあり、写真撮影や記事掲載も快く承諾してくださるなど、あちこちで笑顔と会話が生まれていました。「映画を観る前に、人と出会う。作品のビラを手に、映画人・音楽家・来場者が街の広場で交わる一日。」というイベントコンセプトの通り、単なるチラシ配りではなく、「ビラ」というアナログな媒体をきっかけに作り手と街の人が直接言葉を交わす光景は、このイベントの意義を象徴する場面でした。

少し時間が経過したところで、また一味違った切り口のトークショーが始まりました。登壇したのは、週末限定でカフェバーを営業しているという「トーキョートイカフェ」のコレクターの方です。手元には『スター・ウォーズ』シリーズの人気キャラクター「グローグー」の姿もあり、コレクターとしての活動や週末カフェバーについて語られ、映画そのものだけでなく、映画を取り巻くカルチャーの広がりを感じさせる時間となっていました。

さらに、映画『バカコワ42』に出演している綾瀬凛さんのトークショーへとバトンが繋がれました。

1時間足らずの滞在ではありましたが、茨城発の映画から、弾き語りライブ、トイコレクターのカフェバー、そしてホラー映画まで、実に振れ幅の広いカルチャーが次々と飛び出す濃密な時間でした。

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